教育・研究環境について
本研究科は「医科学専攻(博士課程)」の単一専攻ですが、その研究領域は極めて多岐にわたります。人体のメカニズムに迫る「基礎医学講座」や、ベッドサイドの疑問を解決する「臨床医学講座」はもちろんのこと、脳科学や未病医学を先導する「バイオメディカルリサーチセンター」や、ビッグデータを活用する「健康未来イノベーションセンター」などの附属施設があります。さらに、花王や味の素など多様な企業・自治体と連携した「共同研究講座」「寄附講座」が40以上存在し、合計90を超える多様な研究室から、探究心を満たすテーマを見つけることができます。
はい、可能です。弘前大学では、臨床の最前線で勤務しながら学位を目指す「社会人大学院生」を強力にサポートしています。遠隔地の病院等と大学を結ぶ「双方向テレビ会議システム」を利用した講義を実施しており、現在およそ20箇所の関連病院等とネットワークを結んでいます。これにより、リアルタイムで質の高い大学院の講義を受講することができます。また、仕事のスケジュールに配慮した集中講義なども導入しています。
支援制度・キャリアについて
はい、「修業年限短縮制度」が用意されています。博士課程の標準修業年限は4年ですが、優れた研究成果を挙げ、学位論文をまとめ上げた場合は、3年または3年半で早期修了し、「博士(医学)」の学位を取得することが可能です。毎年、複数の学生がこの制度を利用して早期修了を果たしています。
弘前大学では、学生や若手研究者のモチベーションを高めるため、優れた研究成果や国際誌に発表された優秀な論文に対し「弘前大学医学部学術特別賞」や「学術奨励賞」を授与しています。
また経済面では、日本学生支援機構の奨学金に加え、将来弘前大学大学院や青森県内の自治体医療機関で働く志を持つ方を対象とした「青森県国民健康保険団体連合会」による手厚い修学資金援助制度などがあり、研究に没頭できる環境を整えています。
大学院で身につけた科学的思考(リサーチマインド)を活かし、大学病院や地域の拠点病院で「専門医」として高度な臨床に従事する道や、さらに海外の最先端研究機関へ留学してグローバルに活躍する研究者・医師を目指す道など、多様なキャリアパスが拓けています。専門医と学位の「車の両輪」が、みなさんのキャリアの可能性を大きく広げます。