大学院専攻・コース

探究心を形にする、圧倒的なフィールド

弘前大学大学院医学研究科(博士課程)は、「医科学専攻」のもと、基礎医学・臨床医学の基幹講座から、最先端の附属研究施設、そして企業や地域と連携する寄附・共同研究講座まで、90を超える多種多様な研究室(講座)で構成されています。
人体のメカニズムの深淵に迫る基礎研究から、ベッドサイドの疑問を解決する臨床研究、さらには社会実装を見据えた予防医学のビッグデータ解析まで。探究心を満たし、医学の歴史を塗り替える研究テーマが必ずここで見つかります。

医科学専攻の基幹「基礎医学講座・臨床医学講座」

医学の「理論」と「実践」を両輪として、次世代の医療を切り拓く教育・研究の中核を担う講座群です。
生命現象の本質を探究する基礎医学と、診療現場 of 課題解決に挑む臨床医学が密接に連携し、新たな医学的知見と医療技術の創出を目指しています。

基礎医学系講座

生命現象の本質を探究し、未来の医療を支える

人体の構造や機能、病気が発生する仕組みを、分子・細胞・遺伝子レベルから探究します。
解剖学、生理学、生化学、病理学など、医学の基盤を支える研究を通じて、疾患の理解を深め、新たな治療法や診断法の開発につながる知見を創出します。

基礎医学は、未来の医療を生み出す「出発点」です。
目に見えない生命現象を科学的に解き明かす挑戦が、次世代医療の可能性を広げています。

医科学専攻 基礎医学系講座

臨床医学系講座

内科、外科をはじめとする幅広い分野において、実際の診療現場で生まれる課題を研究へと発展させます。
日々の診療で直面する「なぜ」「どうすればより良い医療を提供できるのか」という問いに対し、科学的視点から解決策を探究し、診断・治療技術の向上を目指します。
さらに、基礎医学系講座との連携を通じて、研究成果を実際の医療へ応用するトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)にも積極的に取り組んでいます。

医科学専攻 臨床医学系講座

大学の枠を越えた共創。「寄附講座・共同研究講座・共創研究所」

学外の知見とリソースを融合させ、社会実装を加速させる国内最大級の連携ネットワークです。

寄附講座

「むつ下北」や「大館・北秋田」など、地域名を冠した寄附講座を中心に、地域医療の維持・発展に取り組んでいます。医師不足や医療資源の偏在といった地域課題に向き合いながら、持続可能な医療体制の構築と人材育成を推進しています。
また、不整脈や先進移植医療など、高度専門医療に関する研究・診療にも力を注ぎ、先進的な医療技術や知見を地域へ還元しています。
地域に根ざした実践と最先端医療の融合を通じて、地域間の医療格差の解消と、医療水準全体の向上を目指しています。

寄附講座

共同研究講座・共創研究所

自動車、食品、化粧品、保険、ITなど、多様な分野の企業と連携し、大学の研究成果を社会実装へとつなげる共同研究講座・共創研究所を展開しています。マツダ、花王、味の素、カゴメ、サントリー、資生堂、明治安田生命など、日本を代表する企業との協働を通じて、健康課題の解決と新たな価値創出に取り組んでいます。
研究領域は、栄養学や予防医学をはじめ、デジタルヘルス、ヘルスケアAI、健康ビッグデータ解析など多岐にわたります。

医学・医療の知見と企業の技術・発想を融合し、産学連携による多角的なアプローチで、次世代のウェルビーイングと持続可能な健康社会の実現を目指しています。

共同研究講座・共創研究所

専門領域を極め、次世代を拓く「附属教育研究施設」

特定の疾患や社会課題に対し、学部・病院と連携しながら、世界トップレベルの研究と高度な専門教育を実践する拠点群です。

附属地域医療教育研究センター

「地域と医学」をつなぎ、未来のドクターを育てる

地域医療の現場を「学びの場」に変え、へき地医療や総合診療の質の向上を図ります。現場での実習支援や、地域住民の健康データに基づいた疫学研究などを通じて、地域社会に貢献しながら、高い志と実践力を持つ医療人を育成します。

附属地域医療教育研究センター

附属動物実験施設 / アイソトープ総合実験室

科学的根拠を支える、高度な「研究インフラ」

最先端の医学研究に不可欠な、厳格に管理された実験環境を提供します。倫理的配慮に基づいた動物実験や、放射性同位元素を用いた高度な解析を通じて、新薬開発や病態解明の正確性と安全性を担保する、研究の屋台骨です。

アイソトープ総合実験室

医学研究科医科学専攻 概要